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社員インタビュープロジェクトリーダー(2015年新卒入社)

新卒採用社員インタビュープロジェクトリーダー(2015年新卒入社)

チャレンジ機会を創出し、主体性を育む。

システム統括本部 
プロジェクトリーダー
2015年新卒入社 
工学研究科

これまでのキャリアについて教えてください。

大学院で情報通信を専攻し、プログラミングとの出会いをきっかけにIT業界への道を選びました。
2015年の入社以来、一貫してニアショア開発事業に携わり、特に金融系システム開発を長く担当してきました。入社3年目には初めてチームリーダーを任され、これが私のキャリアにおける1つ目の転機となりました。WEB系システムという経験のない領域であることに加え、初めてのチームマネジメントで苦心しました。上司からも多くのアドバイスを受けながら、試行錯誤を重ねた経験は、今でも私の大きな財産となっています。
入社5年目には、クレジットカード会社の新規入会システムの開発案件に参画しました。これが、2つ目の大きな転機でした。有識者不在の環境下で、膨大な入力項目の処理や複雑なテスト工程など技術的な課題が山積みの中、協業他社と協力しながら粘り強く取り組み、無事リリースまで漕ぎつけられたことは大きな自信となっています。
その後、7年目からは徐々にリーダー会議への参加や要員管理業務を経験し、8年目でプロジェクトリーダーに就任しました。現在も同じクレジットカード会社のシステム開発に携わっています。

プロジェクトリーダーとして大切にしていることは何ですか?

最も重視しているのは、メンバー一人ひとりの成長機会の創出です。具体的には、それぞれのメンバーに対して「現状の一段上」のレベルにチャレンジできる案件にアサインすることを心掛けています。その際、メンバーの実力や得意不得意、チーム内での相性、案件の特性など、様々な要素を総合的に判断します。以前は自分の経験をもとに言葉でアドバイスや指導をしていましたが、思うようにいかないことが多くありました。その時、上司から「言葉で伝えることが全てではないよ」という教えをいただき、考え方が大きく変わりました。今でもアドバイスや指導を言葉で伝えることは多いですが、より適切な「立ち位置」を用意することを重視することで、メンバーが自ら考え、責任を持って行動できる環境づくりに注力しています。
プロジェクト内での定期的な面談では、将来のキャリアビジョンについて話し合うとともに、「この案件についてどう思う?」「チャレンジしてみたい?」といった具体的な案件についての相談を持ち掛け、メンバー自身に考えてもらう機会を設けています。この取り組みの結果、チーム全体の成長スピードが着実に向上していることを実感しています。

メンバーの成長がプロジェクトの成長に繋がる。そのために普段からコミュニケーションを多く取るよう意識しています。

仕事中に気分転換したい時はコーヒーブレイク。業務後は美味しいご飯やお酒を楽しむことが至福のひと時です。

会社の魅力や課題、そして今後の展望について教えてください。

当社の魅力は、GC会(Good Company会)の制度など、社内でプロジェクトや年次に関係なく交流できる場が充実していることです。私のプロジェクトでも、他のプロジェクトとの交流会を独自に企画するなど、プロジェクトの垣根を超えた関係づくりを大切にしています。
一方で、今後ニアショア開発の部隊を広げていく上での課題は、リーダー層がまだまだ薄いことです。プロジェクトを統括できる人材の育成が必要であり、同時に技術者も欠かせません。技術力とチーム運営、この両面でバランスの取れた体制を作っていきたいと考えています。
そして、私自身の目標は、私がプロジェクトからいなくなったとしても、現場が円滑に運営できる体制を作っていくことです。そのために、メンバー全員の成長をサポートしながら、自身も成長を続けていきたいと思っています。若手の皆さんに特に求めているのは、「報連相」の徹底です。これは社会人としての基礎であり、むしろ多いと感じるくらい報連相を行うのが丁度良いと考えています。当社では、この基本スキルの習得に向けて、しっかりとした教育を行っている点も魅力だと思います。

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