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システム統括本部
プロジェクトリーダー
2016年新卒入社
工学部 電子情報工学科卒
入社から現在まで、私はほぼ全ての期間を自治体プロジェクトの介護後期チームで過ごしてきました。
このチームでは、介護保険や後期高齢者医療制度を運営するため、役場の職員が使用するシステムの導入・保守・運用を行っています。
若手の頃は、介護保険や後期高齢者医療制度そのものにあまり馴染みがなく、業務に関する知識も浅かったのですが、システムの操作方法を理解することができれば、ある程度のお客様対応ができたため、当時はとりあえず業務をこなすことに注力していました。
その後、少しずつシステムの背景にある業務知識の重要性に気づきました。
特に、お客様との会話の中で業務にまつわる話になった際に、現行システムはその時の制度に基づいた仕様になっているが、次の法改正がシステムにどのように影響するのかといった話になると、業務知識不足を感じるようになりました。
それからは、介護保険や後期高齢者医療制度に関連するニュースや本はチェックするようにしたり、過去の制度改正がどのようにシステムに影響したのかを調べて学びました。
最初は勉強というよりも「知識欲の延長」で取り組んでいたのですが、気づけば必要な知識が自然に身についていました。
2~3年目の頃、私は当時のPL(プロジェクトリーダー)の手伝いをしていたのですが、その頃が非常に楽しかったです。
PLが残業している時に「何かできることはありますか?」と声をかけて一緒に仕事をしたり、少しでもチームをサポートできることが嬉しかったです。
もちろん、お客様と直接やり取りをすることも楽しいのですが、チームのために働くことが自分にとっては一番のやりがいでした。
その時、どれほどの力になれたかは分かりませんが、「誰かのために何かをする」ということに深い満足感を感じていました。
そして、5年目の頃、PLが別のチームに異動することになり、私はそのタイミングで実質的にPLのような役割を担うことになりました。
この変化は私にとって大きな挑戦でした。
最初は、どう進めていけば良いか分からない部分も多かったのですが、リーダー業務をこなす中で、単にチームの進捗を管理するだけではなく、メンバー一人ひとりの体調やメンタルケアも重要だと実感しました。
時にはメンバーと一緒にランチに行ったり、積極的に声をかけてコミュニケーションをとることで、チームの雰囲気が良くなり、業務がスムーズに進むようになりました。
気分転換したい時にはコーヒーブレイク。メンバーとの何気ない会話から、仕事を進める思わぬヒントが得られることもあります。
こんな風に面白おかしく働きたい!デスクに飾っているフィギュアたちを眺めて、そんなことを考えながら癒されています。
今後のチームとしての目標は、大きな案件を控えていることもあり、メンバー全員で協力してその案件を乗り越えていくことです。
誰かが耐えしのぐのではなく、みんなで協力し合って進んでいきたいと考えています。
そのためには、メンバー一人ひとりが自分のスキルを向上させることが重要だと感じており、スキル差はあれど、全員が同じ目標に向かって取り組むことが大切です。
私自身は、メンバーが成長しやすい環境・仕組みづくりを目指しています。
具体的には、メンバーが納得できるまで追及できるような議論を促進しており、業務の進め方やお客様とのやり取りの中で論理的に結論を導き出す力を養うことを重視しています。
また、新卒採用の面接も担当しているのですが、単にスキルや経験を評価するのではなく、「この場合はどう考えるだろう?」という質問を通じて、応募者が持っているポテンシャルを引き出すようにしています。
自分が相手だった場合を想像しながら質問を投げかけ、答え合わせをすることで、新しい一面を発見できる瞬間があり、それが面接の面白さだと感じています。
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